マグリコーチは国際スケート連盟に向け、「他のコーチや選手らと共に私はすでに2週間以上イタリアを離れています。私たちの国では状況は非常に悪く、貴組織ができる限り速やかに世界フィギュアスケート選手権2020モントリオールに関して判断することを希望します。
欧州で長く新型コロナウイルスの感染に対する管理が厳しく行われているのはすべての国ではなく、世界の他の国々では事態はさらに悪化するおそれがあるのは明らかです。私は感染のリスクは非常に高いと考えています。
私たち全員は同じ空港を経由し、同じ飛行機で移動し、同じ空気で呼吸をします。その後、私たちは2万人の観客が席を並べて座るアリーナに行くのです。
私はイタリアのような状況が世界中に広まるのを見たくありません。私たちの家族はリスクが高く、私たちの国は検疫期間にあり、新型コロナウイルスにより経済が壊れています。ほんとうに私たちは競技しなければいけないのでしょうか。私にはなにか状況を決定することはできませんが、しかし、たくさんの問題があり、心配しています」と訴えた。
現在、国際スケート連盟が世界選手権を中止する予定はないが、しかし、カナダ政府のレベルで中止の決定が下される可能性がある。
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