露航空大手S7が欧州感染拡大地域への定期便を運休

ロシアの大手航空会社S7は11日、イタリア、スペイン、フランス、ドイツへの定期便を一時的に運休することを明らかにした。運休措置は13日に始まるため、帰国が困難となる旅行客に対してはチャーター便を手配することで対応する。
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S7社の新型コロナウイルス対策チームは11日、ロシア運輸省が13日からフランス、スペイン、ドイツ、イタリアとの航空輸送を規制したことを受けて、これら地域への定期便を一時的に運休とすることを明らかにした。

S7は当面の間、チャーター便を手配して旅客の輸送を継続するが、欧州行きの便には外国籍の旅客、ロシア行きの便にはロシア国籍の旅客しか搭乗は認められない。

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パンデミックの発表

ジュネーブでのブリーフィングの際に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、世界的な新型コロナウイルスの拡大がパンデミックの性格をおびてきたと指摘した。

​「パンデミック」とは伝染病の拡大が特別に深刻な際に使用される表現。国内をはじめ近隣諸国、時には世界中の多くの国々に伝染病が拡大する状況を意味する。

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