イラク:米軍によるイラク軍事施設空撃 6人死亡

米国空軍によるイラク中部のカルバラ空港を含めたイラク複数施設への空撃の結果、6人が死亡した。イラクの安全保障機関の広報が発表した。
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広報の発表によると「この攻撃によりイラク軍第19師団の3名が死亡、4人が負傷し、そのうち2人は重篤状態にある。またバグダッド南方のバービル市警察職員が2人死亡した。遺体はまだ瓦礫の下にある」

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「またカルバラ市の建設中の空港で関係者1人が死亡した。施設攻撃によりインフラと武器庫は完全に破壊された」という。

イラン軍は米国空軍の攻撃を非難し、この攻撃は「協力原則を乱している」とし、「この攻撃はタジ軍事基地攻撃の報復となったという主張は言い訳に過ぎず、紛争拡大とイラク安全保障を悪化させる」と結んだ。

3月11日(水)夜、米軍を中心とした有志連合軍が過激派組織「イスラム国」掃討作戦のため駐留するタジ軍事基地に小型ミサイル15基が落とされた。この攻撃により有志連合軍の3人が死亡、12人が負傷した。

その後、米国はイラク国内のシーア派組織「カタイブ・ヒズボラ」の武器庫5か所に標的攻撃を行った。

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