相模原市の「津久井やまゆり園」に勤務していた当時24歳の植松聖被告は入所者19人を殺害したとして、検察に死刑を求刑され、横浜地方裁判所で罪を問われていた。植松被告は「意志疎通のできない障害者を殺害すれば賛同が得られると考えた」と主張していた。植松被告は職員ら26人にも重軽傷を負わせていた。
弁護士の主張していた責任能力の欠如は退けられ、犯行は計画的で目的に沿って一貫性のある行動がとられていたと指摘された。植松被告は殺害の罪を認め、判決を受け入れた上で最後に主張をする機会を求めたものの、裁判所側は聞き入れず、閉廷となった。
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