新型コロナウイルスのパンデミックの影響で多くの宇宙ロケットの打ち上げが延期に

宇宙基地の運営企業「アリアンスペース」社は、新型コロナウイルスCOVID-19の拡大がギアナ宇宙センターでの多くのロケット打ち上げ延期を引き起こしたと発表した。
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3月はじめ世界保健機関(WHO)はフランスのギアナで新型コロナウイルスの初の感染事例を発表した。そのことからパンデミックがはじめて多くのロケット打ち上げの延期を引き起こした。

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発表では発射に向けた準備は条件が整い次第再開されると強調している。「こうした異例の措置の目的は、地域住民と作業スタッフの健康を守ることにある」と述べられている。

宇宙基地の情報筋によれば、まずはじめに3月24日に予定されていた衛星群を搭載した欧州のロケット「ヴェガ」の打ち上げが延期となる。また、4月14日に準備され、アラブ首長国連邦の機器「ファルコン・アイ-2」を搭載したロシアの「ソユーズST-A」の打ち上げも同様に延期される。

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