この場合、連盟はモスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長の指示に従うことになるが、同市長は50人以上が動員できる建物での大規模イベントを4月10日まで禁止している。また、野外でのすべての大規模な行事も中止された。
ロシア代表によるアイスショー『ロシアよ、前へ進め!』は3月29日に2公演が行なわれる予定だった。フィギュアスケーターらが出演するこのショーは、モスクワのアイスアリーナ「メガスポーツ」での開催が予定されている。
これに先立ち、エテリ・トゥトベリーゼチームのダニイル・グレイヘンガウスコーチは、アリーナ・ザギトワ選手の新しいプログラムは、アイスショー『ロシアよ、前へ進め!』ではじめて披露させると述べていた。ザギトワ選手は、このプログラムを出場をキャンセルした世界選手権で披露する予定だった。
検疫期間にも関わらず、トゥトベリーゼコーチの選手たちは通常の練習を続けている。しかし、エフゲニア・メドベージェワ選手は、彼女がトレーニングを行なっているスケート会場が検疫で閉鎖され、練習ができていないとが判明した。