米国テキサス州 コロナウイルスの影響で死刑執行延期

米国テキサス州裁判所は新型コロナウイルス感染拡大の影響でジョン・ウイリアム・ハメル死刑囚の刑執行を延期した。ハンメル死刑囚は2011年に妊娠していた妻と当時5歳の娘、妻の母を殺害。テキサストリビューン紙が伝えている。
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ハンメル死刑囚の弁護士は18日(水)に予定されていた死刑執行を、コロナウイルスCOVID-19感染拡大とテキサス州の非常事態宣言を理由に延期を申し入れていた。弁護士は特に、死刑執行には死刑囚の親族やマスコミ、行政代表を含む多くの人が集まり、受刑者の間で新型コロナウイルス蔓延リスクが高まると主張していた。

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テキサス州控訴裁判所は「保健分野の危機的状況および死刑執行に必要な人数」を考慮し、ハンメル死刑囚の刑執行延期を決定した。

テキサストリビューン紙によると、刑執行は60日間延期され、その後あらたに執行日が決まる可能性があるという。

連邦および地方政府のデータを集計するジョンズ・ホプキンズ大学の最新の計算によると、米国のCOVID-19感染者は4千500人を超え、死亡者は85人になった。

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