IOC選手委員会メンバー 東京五輪開催にIOCを無責任と批判

国際オリンピック委員会(IOC)選手委員会(アスリートコミッション)メンバーで、4つの五輪金メダルを獲得したヘイリー・ウイケンハイザー選手(カナダ)は、コロナウイルス蔓延にもかかわらず東京大会組織委員会が五輪・パラリンピックの予定を進めていることに対して、無責任であると非難した。ウイケンハイザー選手はツイッターでこの考えを明らかにした。
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同選手はツイッターで「IOCは(大会予定を)進めている。現在の人類の状況を考えるとIOCは無計画で無責任としか言えない。明日がどうなるかも分からないのに、3カ月後にどうなっているかなど言えない」と訴えた。

ウイケンハイザー選手はまた、スタジアムや他の競技施設が閉鎖されている現在の環境では、選手はまともな練習をすることができない、移動制限を設ける国も増えてきている、と指摘。IOCは17日(火)現時点で東京大会に向けて引き続き準備は行われていると発表した。日本政府も一貫して、コロナウイルスは大会開催を妨げないという立場をとっている。東京大会の開催期間は2020年7月24日から8月9日まで。

最新情報によると、世界中で感染者は18万人を超え、死亡者は約7千人となった。ロシアでは114人の感染が確認されている。

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