『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者、新型コロナの影響でこれまで以上に執筆に取り組む

TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者、ジョージ・R・R・マーティン氏は、新型コロナウイルスに関連した自主的な待機により、小説シリーズ『氷と炎の歌』の第6部『冬の狂風』にこれまで以上に取り組んでいることをブログで明らかにした。デイリー・メール紙が報じた。
この記事をSputnikで読む

マーティン氏は「現在、私は、現実の世界よりもウェステロス(架空の大陸)で過ごす時間のほうが長くなった。毎日執筆している。七王国では、すべてがかなり暗い。しかし、いずれにせよ、私たちのところとは違う。私は、私たち皆が今、ある種のサイエンス・フィクションの世界に住んでいるという感覚から抜け出すことができない」と投稿した。

俳優イドリス・エルバさんと、『ゲーム・オブ・スローンズ』の「赤毛」のトアマンド役、クリストファー・ヒヴュさんが新型コロナに感染
またマーティン氏は、新型コロナウイルスの発生により、非営利団体Stageciach foundationや映画館Jean Cocteau Cinemaなど、自身の複数の施設を閉鎖しなければならなかったことも明らかにした。現時点で閉鎖していないのは、マーティン氏の本屋Beastly Booksのみだという。

マーティン氏は「私の年齢(71歳)と体の状態を考えると、私は最も弱い立場にある。だが今、体調は良い。我々はすべての予防措置を講じている。私は人里離れた場所におり、アシスタントが1人いる。私は町にも行かなければ、人にも会っていない」と伝えた。

先にマーティン氏は、『氷と炎の歌』の第7部の結末について、『氷と炎の歌』を原作としたTVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の結末とは異なることを確認した。スターク家の1人の運命が、TVドラマとは大きく異なるという。

関連記事

コメント