米国の新型コロナ感染者9千人超 トランプ氏が救済法案に署名

米国では新型コロナウイルスの感染者が前日の時点から4500人以上増えて9134人に達したほか、新たに76人の死亡が確認された。感染拡大を受けてトランプ大統領は18日、議会が承認した新型コロナウイルス感染者救済法案に署名したことを明らかにした。
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米国のジョンズ・ホプキンズ大学によれば、米国で新型コロナウイルスの感染者は前日の時点から4500人以上増えて、9345人に達した。そのうち150人の死亡が現時点で確認されている。

感染拡大を受けてトランプ大統領は声明を発表し、新型コロナウイルス感染者関連の救済法案に署名したことを明らかにした。

​この法律により、米国ではパンデミックに対応するための社会保障策が拡充される。

法律では検査を必要とする国民に対し、無料でウイルス検査を実施するとしている。その費用はいずれも保険会社が負担する。

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さらに高齢者向けの検査システム「メディケア」、および低所得者向けの検査システム「メディケイド」の利用が無料となる。

また、健康保険を契約していない国民の治療費として政府は10億ドル超の予算を盛り込んだほか、国防総省、インディアン健康サービス局、退役軍人省にそれぞれ8200万ドル、6400万ドル、6000万ドルを追加予算として拠出した。

法律では低所得者、高齢者、児童向けの食事補助として12億ドル超も割り当てられており、学校では朝食と昼食が無料で提供される予定。


新型コロナウイルスは18日時点で160以上の国と地域に感染が拡大し、20万人以上が感染。そのうち、8千人以上が死亡した。

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