コロナで家におこもり 家庭内いざこざの回避法は? 心理療法士のアドバイス

新型コロナウイルスのおかげでほぼ世界中で人の往来が制限されてしまった今、多くの人が外出禁止を守り、近親者と一緒に家にこもっている状態にある。こうした閉じられた空間ではささいなことが原因で口喧嘩やいざこざは避けがたい…。さて非常時に共にいる人間と神経をすり減らさずに平和に暮らすにはどうしたらいいだろうか?スプートニクは心理療法士のコンスタンチン・オリホヴォイ氏にその秘訣を取材した。
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オリホヴォイ氏は「全体がこういう状況にある時は心の免疫はみんな等しく落ちています」と言う。

「当然のことながらどんな人も大したことにないことで気を悪くしたり、イライラしやすいですし、パニックにおちいる、驚きやすくなる、ささいなことでいざこざを起こすことはよくありますが、これは私たちにも一つの空間で共に暮らしている近しい人たちにもある客観的な事実なのです。」


まず、悪者探しをしない!

「大雪になった、大嵐、地震になったとしたら、それに対して何もできないでしょう。それと同じでコロナウイルスによる検疫は全世界で政府の決定で行われていることで、これに自力で抗うことは不可能。なんでこうなるんだと思わないようにしましょう。これは季節の巡りのように、変えようのない状態なんだと自分に言い聞かせたら、気が楽になります。」


次はトゲトゲした気持ちをなだめよう

「真実を証明したい、自説が正しいことを誰かに伝えたいという欲求は先送りにします。その分のエネルギー仕事や体を動かすことに振り分け、頭の中ではどんな激しい議論も後回しにしようと繰り返す。今、これを行っても非生産的でスキャンダルを起こすだけですから。」

オリホヴォイ氏はストレスがいかに内分泌器や免疫システムに大きく影響するか、忠告している。

「スキャンダル、ヒステリーを起こし、心配で悩むと免疫にいいことはありません。ご自分と近しい人たちの免疫を大事にしてあげましょう。」


3つめ 新しい習慣を始めよう

「たいていの人には外でのスイッチオフを図るための場所があります。心理療法でトライアングレーションといわれるもので、3種の動作が数えられます。」

これは「職場、店、友人宅を訪問」の3つ。つまり、外出禁止状態で移動面積が狭められると、いつもやっていたこの「職場、店、友人宅を訪問」が消え、ストレスが増してしまう。だから新しい動作を考え出す必要がある。

「家事に取り組んでみましょう。壁を塗り替える。今までにやったことのない新しいレシピでパイを焼くとか。コンピューターやテレビにかじりつくのはダメです。」


一番大事なのは

「なんといっても一番大事なこと!こうした状況で人間は死の恐怖を口にしがちですが、本当に怖いのは死ではなく、人間らしさを失うことです。いいですか。検疫期間はいつかは必ず終わるんです。でも近しい人との人間関係はこれからも続いていくことをお忘れなく。」

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