研究者らは、新型コロナウイルスに感染するリスクが最も高い血液型はA型で、感染リスクが最も低いのはO型だと主張している。
研究者らはまず、中国武漢市の非感染者4000人の血液型の分布を明らかにした。O型が3分の1、A型が3分の1、B型が4分の1、AB型は9.1%だった。
続いて、武漢の病院の新型コロナウイルスの感染者1700人(うち200人はすでに死亡)の血液型の分布を調査した。結果、A型は非感染者が32.2%であるのに対し37.8%、O型は33.8%に対し25.8%だった。
研究者らは、武漢の別の病院と深センの病院の患者398人の調査も行った。そして、A型は他の血液型よりも新型コロナウイルスに感染するリスクが高いという仮説が確認されたという。
新型コロナの感染リスクには血液型が関係している=中国の研究者
© Sputnik / Savitskaya Kristina