国外滞在のロシア人が帰国支援を外務省に要請

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国外に滞在するロシア人のうち約1万人が外務省に帰国支援を希望している。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が明らかにした。
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ザハロワ報道官は21日、国営放送局「第一チャンネル」の「ボリシャヤ・イグラー」(ビッグゲーム)に出演し、新型コロナウイルスの影響で帰国困難となっているロシア人についてコメントした。

ザハロワ報道官によれば、ロシア政府、または民間航空会社による帰国支援を希望するロシア人の数は9千人から1万人に達する模様。

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モンテネグロ政府が新型コロナウイルス対策で国際便の発着を全て禁止したことで、同国には多数の旅客が取り残され問題となっている。ロシア外務省によれば、モンテネグロには1800人近くのロシア人が取り残される事態となった。この事態を受けてロシア航空最大手のアエロフロート社は18日以降、臨時便で帰国支援を行っている。

世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスについて、世界的な流行を意味するパンデミックにあたると表明した。世界では26万6000人以上が感染、そのうち1万1184人が死亡した。ロシアでは現時点で306人の感染が確認されている。

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