先にIOCは22日の臨時理事会で東京五輪について、延期を含めて検討すると発表した。
また、IOCのトーマス・バッハ会長は、五輪を中止することで選手の夢を壊してしまうと述べ、引き続き開催に向けて努力を続ける姿勢を強調していた。
小池知事は、IOCが大会中止を検討しないことを決めたことについて「開催都市の長としてこれまでもずっと『中止はありえない』ということを申し上げてきた。私と同じ考えであることを共有できてよかった」と明かした。また、小池知事は安倍首相が「仮に完全な形での実施が困難な場合には延期の判断も行わざるをえない」と表明したことについて、「ここは安倍総理大臣の考えと共通していると思う」とも述べた。
報道によると、小池知事は五輪の延期を容認することについて「これから4週間かけてさまざまなシナリオを検討する。その中にはそのことばも入ってくるのではないか」と説明した。
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