豪とカナダ 東京五輪に選手派遣せず コロナウイルス

カナダ五輪委員会は、今年の東京五輪の日程が変更されない場合は選手団を派遣しない旨を発表した。それに続きオーストラリア五輪委員会も2020年7月の東京大会には選手団を派遣せず、1年後の大会に向けて準備をすると明らかにした。
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カナダ五輪委員会は声明を出し「コロナウイルスのリスクに伴い、東京五輪に選手団を派遣しないという苦渋の決断をした」と明らかにした。

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これより前、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、コロナウイルスに関連する東京五輪2020の延期の決定は4週間以内に行う」と述べている。

豪五輪委員会の公式HPに公開された声明では、「豪五輪委員会は今朝、実行委員会の電話会議を行い、国内外で状況が不安定な中、豪選手団を招集することはできないと満場一致で決定した」と謳われている。

同HPによると、豪選手の練習拠点は世界中に広がっており、コロナウイルスによる飛行などの制限を考慮すると、選手招集は不可能だという。

夏季五輪東京大会は2020年7月24日から8月9日まで開催予定。


世界保健機関(WHO)は23日、全世界で29万2142人での新型コロナウイルス(COVID-19)感染が確認されたと発表した。WHOによると、中国を含む全世界で21日の時点では1万2784人が死亡した。

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