米国 服役囚を釈放 新型コロナ対策

米国の地方当局は、刑務所内での新型コロナウイルスによる集団感染を防ぐために何千人もの服役囚を釈放している。米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
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米カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州など少なくとも10の州の刑務所は、新型コロナウイルスの感染拡大を恐れて、軽犯罪者や高齢者、病人の服役囚を釈放している。


米刑務所における集団感染

ペンシルベニア州、ミシガン州、ニューヨーク州、ワシントンD.C.(コロンビア特別区)の刑務官がウイルスに感染し、服役囚を隔離したと報じられた。

また、ニューヨーク州の刑務所では服役囚30人以上の感染が明らかになったが、そこで非常に大規模なアウトブレイクが起きていると未だ伝えられていない。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国の感染者数は3万5000人以上、死亡者は470人(3月23日時点)。米国の感染者数は、中国、イタリアに次いで世界第3位。


3月11日、世界保健機構(WHO)は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを宣言した。世界中ですでに29万2000人以上が感染、1万2700人以上が亡くなった。

米国 服役囚を釈放 新型コロナ対策

スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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