新型コロナウイルス治療薬 日本の薬がロシア製より高い効果

日本の開発したRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害薬の「ファビピラビル」が、コロナウイルスの治療薬としてロシアの抗ウイルス薬「アルビドール」よりも大きな効果を発揮することが中国人医師らの臨床経験によって明らかにされた。報告は医療関連のプレプリントサーバーの「medRxiv」で発表されている。
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中国人医師らは通常の薬剤と組み合わせ、「ファビピラビル」を116人の患者に、「アルビドール」を120人の患者に投与した結果、7日目には「ファビピラビル」を服用した患者の71%以上が完治したのに対し、「アルビドール」を服用した患者の完治率はおよそ56%だった。

これより前、フランスもコロナウイルスの治療薬の臨床実験が成功したと発表している。フランスでの実験ではマラリアの治療薬が大きな効果を発揮することがわかっている。

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