仏農相、自宅待機から農作業への切り替えを市民に提案

フランスのギヨーム農相は、新型コロナウイルスの感染拡大によって一時的に働いておらず、厳格な隔離措置の遵守を余儀なくされているフランス人に、農作業をしてフランスの農業従事者を手伝うよう呼びかけた。
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農相はフランスのテレビチャンネルBFMTVの番組で「フランスの農業集団に加わってください!(中略)農業分野で20万人の雇用を提供することが可能です。そのため、現在働いていない男性や女性、マンションや一軒家の自宅に閉じ込められている人、レストランのウェイターだった人、ホテルのレセプションで働いていた人、美容師だった人、現在働いていない人に呼びかけたい。我々にクリーンで健康的な食事を可能としてくれる人たちに加わってください!」と述べた。

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農相は「農作業は続けられる必要があり、そのためには労働者が必要だ」と強調した。

世界保健機関(WHO)の最新情報によると、世界では新型コロナウイルスの感染者が33万人を超え、死者は1万4500人を上回った。23日の情報によると、フランスの感染者は1万9856人、死者は860人。

フランス当局は市民の移動を厳しく制限することを決定し、人々は会社に出社せず、主に自宅で過ごしている。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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