襲撃は同国西部にあるチャド湖付近で発生した。チャド湖はニジェール、ナイジェリア、カメルーンと国境を接している。事件後、チャド政府のイドリス・デビ大統領は声明を発表し、「これほど大規模な犠牲は初めて」と憤りをあらわにした。
ボコ・ハラム(別名、「イスラム国西アフリカ州」)によるテロ活動はナイジェリアを中心に激化している。ボコ・ハラムは欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。
ニジェール、カメルーン、チャドなど、ナイジェリアの周辺国はボコ・ハラムを敵視しており、治安当局との間で交戦が続いている。
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