米国で失業手当の申請数が過去最高を記録

米国では、失業手当の初回申請件数が3月21日までの7日間に前週の28万2千件から300万1千件も急増し、 過去最高の 328万3千件に達した。 26日、米国労働省が発表した。
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ロイター通信が取材調査したアナリストらの増加件数予測は、 そのほぼ半数の165件だった。

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労働省は、この増加件数は観測史上で最高の数値となったことを発表した。これまで史上最高の増加件数が記録されたのは1982年10月の69万5千件だった。発表では、現在の大規模な増加は、新型コロナウイルスCOVID-19の拡大による状況が起因している。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの感染拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。WHOの最新情報では、世界中の感染者数は41万4千人超となり、死亡者は1万8千人となった。

この間、米国連邦準備制度の代表は、米国経済は新型コロナウイルスの状況を背景にした景気後退を否定しなかった。

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