新型コロナによりEU存続の危機 シェンゲン協定崩壊か=仏大統領

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は欧州連合(EU)のビデオ首脳会談に出席し、新型コロナウイルスとその感染対策により、EUの存続に危機が迫っていると警告した。ロイター通信が外交の消息筋による証言をもとに報じた。
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マクロン大統領によれば、EUでは新型コロナウイルスの感染対策の影響でシェンゲン協定によるEU圏内の自由な移動原則が危機的状況に置かれている。

EUの首脳ビデオ会議に出席したマクロン大統領は「シェンゲンが死の危機に瀕している」と警告を発し、「欧州の計画が生き残るかどうかの瀬戸際」と各国首脳に危機意識の共有を求めた。

WHOの最新情報によれば、世界では現時点で46万2684人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち2万834人の死亡が確認されている。

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