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ソトニコワさんが受けた難しい手術について主治医が語る

フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストのアデリナ・ソトニコワ(ロシア)さんが受けた背骨の手術について、主治医のドミトリー・ズカエフ医師が語った。
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ズカエフ医師によると、ソトニコワさんは痛みがあったにもかかわらず、アイスショーへの出演を続けた。ソトニコワさんは迷惑をかけないために、大切な手術を後回しにした。

ズカエフ医師は「すぐにアデリナに手術をするように言った。だが返ってきた言葉は『私はアイスショーに出演していて、私の役は重要な役の一つなんです。もうすぐ初演なんです。もし手術に同意したら、ショーは中止になってしまう。みんなに迷惑をかけてしまいます...』というものだった。リハーサルと本番を中断させないために、我々は毎日アデリナに点滴を打ち、数時間しか効かなかった痛み止めの注射をし、彼女は氷上に戻っていった」と語っている。スポルト・エクスプレス紙が報じた。

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またズカエフ医師によると、術後の経過は順調であるものの、ソトニコワさんは他にも健康上の問題を抱えているという。

ズカエフ医師は次のように語っている-

「2つのヘルニアが除去され、椎間板がインプラントに置き換えられ、チタンプレートで固定された。現在、我々のチャンピオン(ソトニコワさん)の体調は良く、リハビリを受けている。だが、アデリナにはもう一つヘルニアがあり、それが状況を複雑にしている。 腰椎3番と4番の間の小さなヘルニアだ。比喩的に言えば、最初の2つのヘルニアは、ギャングのリーダー。3つ目は、ギャングの小さな共犯者で、まだ身を潜めている。3つ目に関しては、外科的介入なしで、リハビリ中に練り上げられた特別な一連のエクササイズによって、問題が解決されることを願っている。」

2月、ソトニコワさんは、モスクワのボロホボバ記念市立第67番病院の第1脳神経外科に入院した。その後、ソトニコワさんが背骨の手術を受けたと報じられた。

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