米スーパーが3万5千ドルの食品を廃棄 コロナ感染に扮した客の咳のせい

米ペンシルバニア州のスーパーマーケット・チェーン「ゲリティーズ」のある店では、買い物客がわざと食品にむかって咳を吐きかけたため、3万5000ドル分の商品を廃棄処分にした。同チェーンの創業者のひとり、ジョー・ファスラ氏が自身のFacebookで明らかにした。
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店の従業員らは容疑者の女を捕まえ、警察に引き渡した。 事件はすでに管区の検察に通知されている。

ファスラ氏の説明によれば、 この行為はおそらくジョークだったのだろうが、 顧客の健康を危険にさらすことはできないため、万一を考え、 容疑者が触れたり、 咳を吐きかけた食品を全て廃棄処分にしたほか、 店の棚を残らず殺菌した。

ファスラ氏は「保険会社が損失を補填してくれるかどうかは、 まだわからない。だが補填されたとしても、 来年はいずれにしても値上げは間逃れない。 それにどれだけの食品を捨てたかと思うだけで辛い。 食べ物を捨てるというのはいつだって悲しいことだ。しかも特に、 食料が足りなくなるんじゃないかとみんなが心配しているときには 嘆かわしいことだ」と書いている。

米国の感染者の数は、中国、イタリアをぬいて1位となった。

米スーパーが3万5千ドルの食品を廃棄 コロナ感染に扮した客の咳のせい

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