マスコミ:米国、スマートフォンから市民の移動を追跡

米国当局は、新型コロナウイルス拡大防止策として、市民の移動情報をスマートフォンから収集している。ウォールストリートジャーナルが情報筋の話として伝えた。
この記事をSputnikで読む

この情報は米国内500以上の都市における市民の移動を分析し、連邦当局および地方当局に市民の所在地情報としてポータルを構築するために使用される。このような措置はコロナウイルスの更なる拡大シナリオを予測し、感染防止対策を講ずるのに役立つと期待されている。

スマートフォンでコロナウイルスの検査ができるのはいつ頃?パンデミック後、世界はどうなるのか?専門家がコメント
同紙によると、当局は市民の居場所に関するデータにアクセスできるが、スマートフォンの所有者の名前、電話番号は当局に明かされないという。

ロシアも同様に、スマートフォンのジオロケーションを通じて人の移動やコロナウイルス感染者との接触を突き止めるシステムの開発に着手した。イスラエル公安庁は既にこのようなシステムを使用し始めている。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新データによると、米国ではコロナウイルス感染症例は12万4千を超え、2000人以上が死亡した。


スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント