「バルセロナ」選手は給与70%削減へ 主将メッシが発表 コロナによるクラブの損失を補填

スペイン、バルセロナの主将FWリオネル・メッシは、新型コロナウイルスのパンデミック状況でクラブの経済状態が悪化したことを受け、選手らが給与の70%カットを受入れたこと、またクラブの従業員が100%の給与を受け取ることができるよう財政援助を行っていくことを明らかにした。
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地元の日刊スポーツ紙「マルカ」の報道によれば、コロナウイルスによってバルセロナが被る損失額は最低でも1億ユーロ。この額は2019/20シーズンのクラブの予算の10%に相当する。バルセロナの役員会は非常警戒体制発令によるERTE(レイオフ)に沿って機能しているため、選手との契約も一時停止状態になりうる。これが導入されれば、クラブは損失額を補填がすることが可能となる。

メッシは自身のインスタグラムを通じ、次のような声明を発表した。

「我々(選手)に焦点を当て、圧力をかけようとした人物がクラブ内にいたという事実に我々は驚きを禁じえません。我々はいつだって、自分の取るべき行動を知っていました。合意が数日先送りされていたのは、苦境にあるクラブと従業員を助ける方策を探していたからです。とうとう私たちの側から発表を行う日が来ました。給与の70%カットの他にクラブの従業員が給与を100%受け取ることができるよう、我々は積み立てを行います。」

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