ロシア原油が1999年以来の最安値 メディア

ロシア原油「ウラルス」が1バレル13ドルまで下落し、1999年以来の最低レベルに達した。価格情報サイト「アーガス・メディア・リミテッド」が明らかにした。
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昨年の同時期比では、同ブランドの原油価格は平均1バレル66ドルだった。

原油生産の削減により、市場関係者は原油の低価格はさらに長期に継続すると予想している。新型コロナウイルスのパンデミックは世界経済の活力を低減させ、そのため世界中で原油製品の需要が急激に下がっている。さらに石油輸出国機構(OPEC)加盟国とそれ以外の主要産油国で構成するOPECプラスの取引期間が終わりに向かい、市場での原料供給が増加したと報じられた

OPECプラス諸国は3月上旬ウィーンで行われた交渉で、コロナウイルスによる需要低下に伴う更なる減産に関し決定にいたることができなかった。OPEC加盟国は今年末までの150万バレル/日の追加的減産を提案したが、ロシアとカザフスタンがこれに反対を示した。

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