世界の小中高生、大学生 約90%が通学できない 国連

国連のグテーレス事務総長は、新型コロナウイルスの感染拡大の脅威から世界の小中高校、大学で学ぶ学生のおよそ87%が現在、自宅から出られない状態にあることを明らかにした。この数値は、新型コロナウイルスCOVID-19がグローバル世界の社会経済へ及ぼす影響についての国連のレポートの中で明らかにされた。
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「教育に関しては世界の166か国が全国の学校、大学を閉鎖している。現在、15億2000万人以上の青少年が教育機関に通学できないでいる。その数は小中高校、大学で学ぶ87%に相当する。」

新型コロナウイルス 日本国内で244人が新たに感染 総数2918人に
レポートによれば、教室で教鞭をとることができない教師の数は世界中で6020万人におよぶ。

日本では、東京都が政府の休校要請を受け、2月末から4月の新学年開始までを休学とする措置をとっていたが、3月31日、東京都が都立学校の再開を5月の連休明けまで延長する方針を検討していることが明らかになった。

日本は3月6日から全国の小中高校で一斉休校を開始。春休みを前倒しし、4月の新学年スタートまで休校措置がとられている。つい1週間前の24日、生田文部科学相は4月の学校再開に向けた指針を発表したばかりだった。東京都ではこの数日で感染者数が急増したため、小池都知事は31日、安倍首相と学校再開のタイミングについて協議を行った。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

世界の小中高生、大学生 約90%が通学できない 国連

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