パリ郊外の有名な卸売場の建物が遺体安置所に

仏パリ郊外にある欧州最大規模の卸売市場ランジスの建物の1つが、近いうちに遺体安置所となる。2日、ル・パリジャン紙が報じた。
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ランジス市場は、オルリー空港近くのパリから数キロ離れた郊外に移転する前は、パリ中心部のレ・アル地区にあった。エミール・ゾラの小説のおかげで、1960年代の終わりまでランジス市場がその中心となっていた同地区は、「パリの胃袋」として大勢の人に知られている。

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「ランジスにある国家的に重要な市場の建物の1つは、近いうちに遺体安置所に転用される。」

ランジス市場を運営しているセマリス(Semmaris)は、1日に市場の倉庫の1つを遺体安置所として利用することが県から求められたと発表した。

ル・パリジャン紙の報道によると、この決定は、新型コロナウイルスの感染拡大による死者の増加に直面した地域の遺体の管理・処置に関する当局の負担を緩和するために承認された。

最新情報によると、フランスの新型コロナウイルスの感染者は5万6989人、死者は4032人。

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