ザギトワは「家にいてください。ご自分と家族を大事にして、いいコンディションでいられるように必ずスポーツをやってくださいね」と書いている。
3月15日、メドベージェワがオーサー・コーチの下でトレーニングを行っているカナダ、トロントのスケート場「クリケット・クラブ」がコロナウイルスのパンデミック状況を理由に閉鎖された。
メドベージェワは自宅でトレーニングを行っており、インスタグラムのストーリーズでボール、ウエイトを使った体操を公開している。
今シーズン、メドベージェワはグランプリシリーズ、ファイナルまで勝ち残ることができなかった他、クラスノヤルスクのロシア選手権ではフリースケーティングを棄権し、これが原因で欧州選手権、世界選手権への出場権を手にできなかった。コーチのブライアン・オーサー氏はメドベージェワは根気強くトレーニングを続けており、4回転サルコウを成功させようと果敢に挑んでいる。
メドベージェワは先日メキシコで、メンタルな問題や平昌五輪後に味わった辛い時期について明かしている。
昨年12月、ザギトワ選手はキャリアを中断し、その後に予定されたすべての大会を欠場すると発表した。しかし、ザギトワ選手はスポーツ界を引退せず、アイスショー『眠れぬ森の美女』に出演。12月末にはすでにザギトワ選手のコーチであるエテリ・トゥトベリーゼ氏は、彼女はトレーニングを恋しがっていると語っていた。1月のはじめには、ザギトワ選手が通常の密度の濃いトレーニングを再開していることが明らかになっていた。