中国 コロナによる死者を悼んで全土で黙とう

中国では4月4日、新型コロナウイルスCOVID-19による死者を悼んで黙とうが捧げられた。中国はこのウイルスで3300人を超える人命を失った。
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現地時間10時、全土で一斉に防空警報のサイレンのほか車や列車などの警笛が鳴らされ、全国民が動きを止めて3分間の黙とうをささげた。

ウイルスが最初に発生した武漢ではこの3分間、信号機は赤信号を灯し、すべての動きが止められた。

中国政府はこの黙とうについて、コロナウイルスとの闘いで命を落とした医療関係者を思い起こす意味も込められていると発表している。

習近平国家主席および閣僚は北京で黙とうを行った。

中国は、世界に8万人を超す感染者出したパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスの最初の発生地となった。感染の震源地となった武漢は2か月以上の閉鎖期間を経て、先週、町を部分的に開放している。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

中国 コロナによる死者を悼んで全土で黙とう

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