米トランプ大統領 ニューヨーク市に軍投入 コロナウイルス対策

米国政府はコロナウイルス感染防止策としてニューヨーク市に軍を投入する。ドナルド・トランプ大統領がホワイトハウスでのブリーフィングで発表。CNBCが報じた。
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トランプ大統領によると、ニューヨーク市に投入される軍隊は約1000人。同市はコロナウイルス感染が最悪な状態になっているための措置という。大統領はまた、ニューヨーク市および州に人工呼吸器を送ることも発表した。現在、人工呼吸器は1万台確保されているという。

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トランプ大統領はまた、全米各州にも1000人規模の軍隊派遣を計画していると発言。各隊には軍医と看護師が入る。

またブルームバーグは、来週は「最もハードな」週になり「多くの死」が予想されているとのトランプ大統領のコメントを伝えた。

ニューヨーク市は国内最大のコロナウイルス感染地となり、米ジョンズ・ホプキンズ大学のデータによると、同市の死者は2604人となった。全米の死者は8502人で、31万2000人の感染が確認されている。

米トランプ大統領 ニューヨーク市に軍投入 コロナウイルス対策

ホワイトハウス付属ウイルス対策特別調整チームの専門家は、全米のコロナウイルス死者は10万人から24万人に上ると見ている。この予測の範囲で収まるのは米国民が政府の制限などを守った場合であり、対策が何もなされなければ死者は220万人程度になる可能性があると専門家は警告している。


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