ニューヨーク動物園でトラも新型コロナ感染

米ニューヨーク市の「ブロンクス動物園」は5日、飼育されているトラが新型コロナウイルスに感染したと発表した。時事通信が伝えた。
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発表によると、感染したのは「ナディア」という4歳の雌のマレートラ。飼育員から感染したとみられ、別のトラやライオンもせきの症状が出たという。

動物園は「念のためトラを検査した。食欲が落ちたものの、獣医師の手当てを受けて健康を維持している」と明らかにしたうえ、「大型のネコ科動物でこの病気がどう進むのか分かっていないが、入念に観察し続ける」という内容の声明を発表した。

これより前、米トランプ大統領はコロナウイルス対策としてニューヨーク市に軍を投入することを発表した。

新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスCOVID-19が疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

ニューヨーク動物園でトラも新型コロナ感染

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