8日、ロシア全体のコロナウイルス感染者は8672人、81地域で確認されている。対策本部によると、この1日の感染者増加率は15%を超えたという。
新たな感染者が最も多いのは依然としてモスクワで、660人。モスクワ郊外では95人が確認されている。
7日は5人が死亡、これで死亡者は合わせて63人となった。
ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日で、中国籍2人だった。 その後初期のコロナウイルス対策がとられた。 湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・ 中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・ 鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。3月30日にはロシア全国で 自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。 例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、 社会インフラの関係者。 自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。
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