ロシアとサウジアラビアの電話会談 原油の協調減産について協議

プーチン大統領は10日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話会談を行い、2日の日程で開催されているOPECプラスの交渉について意見を交わした。ロシア大統領府のプレスリリースで明らかになった。
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新型コロナウイルスの感染拡大で国際的に原油の需要が激減する中、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は9日からテレビ会議を実施し、新たな減産に向けて協議を行っている。

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ロシア大統領府によれば、プーチン大統領はサルマン皇太子と電話会談を実施した。会談ではOPECプラスの交渉に関連した問題について議論が行われた模様。会談ではこの減産について、ロシアとサウジアラビアで引き続き議論を継続することが確認されたとしている。


9日に開催されたOPECプラスの交渉では、ロシアとサウジアラビアは減産で合意したものの、最後まで減産に反対していたメキシコが会合の場を立ち去ったことで、共同宣言の調印は延期となった。

また、OPECプラスのテレビ会議と同時に、米国、サウジアラビア、ロシアの電話首脳会談が開かれ、1時間以上にわたって減産について意見交換が行われた。会談後の記者会見でトランプ大統領は「良い話ができた」、「彼らは合意に近づいた、結果はすぐ出る」と発言していた。

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