新型コロナウイルス

米国における24時間の死者数 過去最大の2千人超

米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新集計結果によれば、米国では新型コロナウイルス感染による死者は前日の時点から2508人増えて1万8千人を超えた。24時間の間に確認された死者数としては感染確認以来、過去最大。感染者はすでに50万人に達している。一方、ホワイトハウスの新型コロナ対策担当チームは感染拡大収束の兆しが見えたとしている。
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ジョンズ・ホプキンズ大学の最新集計結果によれば、米国では新型コロナウイルスの感染者が50万399人に達し、そのうち1万8637人の死亡が確認された。

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米国で24時間の間に確認された死者数は感染確認以来、最大となったものの、ホワイトハウスでは感染拡大収束の兆しが見えたとしていおる。新型コロナウイルスの対策チームコーディネーターのデボラ・ビルクス博士によれば、感染者数を示す曲線は上昇から並行へと向かい始めた。同様の傾向は感染拡大が収束しつつあるイタリアでも1週間前に確認されたという。

米国では死者の3割がニューヨークに集中しており、同州における状況改善が曲線の安定化につながったとブリックス博士は見ている。

一方、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士は今週末に最大の死者数が予想されているとして、感染拡大の収束を語るには時期尚早と警鐘を鳴らしている。ファウチ博士によれば、感染が収束しているのはニューヨークのようなホットスポットのみで、同様の感染爆発は別の州でも発生する可能性があるとしている。

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