新型コロナウイルス

戦勝記念日の式典は行う予定=クレムリン

ロシアのペスコフ大統領報道官は「第1チャンネル」テレビで、戦勝パレードと戦勝記念日の式典は必ず行われると発言した。
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ロシアや旧ソ連諸国では毎年、大祖国戦争(第二次世界大戦)終戦を記念し5月9日に戦勝パレードが行われている。

今年はロシアでもコロナウイルス蔓延の影響があるが、ペスコフ大統領は、戦勝パレードも戦勝記念式典も必ず行われると言及した。

現在、ロシアではコロナウイルスの影響で4月末まで非労働期間となっている。モスクワでは自主隔離・外出制限が敷かれている。

現時点でロシア国内のコロナウイルス感染者は1万3584人。106人が死亡。

ロシアのコロナウイルス状況

ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月31日で、中国籍2人だった。その後初期のコロナウイルス対策がとられた。湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、その後オンライン授業へと移行した。

3月30日にはロシア全国で自主隔離体制となった。特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、社会インフラの関係者。自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令されていない。

戦勝記念日の式典は行う予定=クレムリン

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