報道によると、ジョージア州テイビーアイランドでバーを経営するジェニファー・ノックスさんは、その店に15年続く伝統を紹介した。店では、訪問客が紙幣に自身の名前とメッセージを書き、壁に貼り付ける習わしがあった。
コロナウイルス感染拡大の影響でバーは閉店を強いられ、従業員は解雇されることになった。そこでジェニファーさんは失業した従業員の助けになりたいと考えた。
壁の紙幣をすべて剥がすのに3日を要した。合計で3714ドル(約40万4千円)にもなった。
失業する従業員を応援したいというバー経営者の気持ちを知った常連客はさらに400ドル(約4万3600円)を寄付した。支援の波はまだ続いている。ジェニファーさんは「お互いのことをやり、辛い時を一緒に乗り越えたい」と語っている。
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