張氏は「11月以降、深刻な問題に直面する可能性がある。流行の第2波は11月頃に発生する可能性がある」と述べた。
なお同氏は、診断の分野をはじめとした現在の流行で得られた経験のおかげで第2波はそれほど深刻なものとはならないと強調した。
一方、張氏は「アフリカや南米などの医療資源が不足している国々にとっては、次の冬を乗り切るのは困難となる可能性がある」との見方を示した。
また同氏によると、世界の疫学的状況に対する管理は、中国、米国または欧州ではなく、状況に対する管理能力の水準が最も低い国々が流行にどのように対処するかにかかっているという。
新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。
新型コロナ第2波が発生する可能性がある=中国の専門家
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