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検疫期間のフィギュアスケート:ダンスにチャレンジ、ジャンプの動画、そして新しい趣味【動画・写真】

生活のあらゆる分野に影響を与えながら新型コロナウイルスは世界中に広まっている。フィギュアスケートの世界も例外ではない。大会は延期となり、アイスショーは中止された。また、フィギュアスケーターたちはスポーツ施設やアイスリンクに行く機会を得られず、自宅待機を余儀なくされている。しかし、普通とは違う時間の中で選手たちは気落ちせず、検疫期間での生活の詳細を紹介しようと努めている。
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イタリアのカロリーナ・コストナー選手は幸運の持ち主だ。彼女は一軒家に暮らしているため、外庭に散歩に出る機会を失わずにいる。特にイタリアは素晴らしい天候に恵まれている。

ロシアの天候はそんな風に心地いいものではないが、しかし、ロシアの元フィギュアスケート選手アレクセイ・ヤグディン氏にはそのことは関係ないようだ。同氏は自宅の庭でショートプログラム「ウィンター」をローラースケートで演じてみせた。この作品はソルトレイクシティーで開催された2002年五輪でヤグディン氏が金メダルを獲得したときのものだ。とはいえ40歳となったヤグディン氏の演技は、18年前の五輪のように文句のつけどころのないものとは言えないが、そのことを彼は気にしていないようだ。タチアナ・タラソワコーチもその動画を評価し、他のフォロワーと一緒に称賛した。

アリョーナ・コストルナヤ選手は部屋の中でジャンプの練習をする様子を公開した。

エフゲニー・プルシェンコ選手は息子と一緒にスポーツチャレンジに参加。動画では、2人はショート動画のプラットフォーム「チクトック」で音楽に合わせスケート靴で縄跳びに挑戦している。

米国のフィギュアスケーター、ジェイソン・ブラウン選手もスケート靴でのエネルギッシュなトレーニングを披露している。ジェイソン選手もカナダのブライアン・オーサーコーチのもとで羽生結弦選手やエフゲニア・メドベージェワ選手とともに練習を行っている。同選手は動画で、「またスケート靴がはけて嬉しいです!」とコメントしている。以前、ジェイソン・ブラウン選手は、自宅の廊下でダンスショー「リバーダンス」の楽曲で演じた2014年の華やかなフリープログラムの一部を収めた動画を披露している。

一方、ブライアン・オーサーコーチはアプリ「Zoom」を通じて、オンラインでトレーニングを指導している。画面ではフィギュアスケート選手らがジャンプを習得しようとしている様子を見ることができる。

現在、リンクに上がることは制限されているため、多くの選手たちはダンスにチャレンジしている。フランスのガブリエラ・パパダキス選手とギヨーム・シゼロン選手のペアは、互いに距離があっても、息はぴったりあったままだ。2人のダンスナンバーはエネルギーと積極性でさらに充実している。何人かのフォロワーたちは、これが新しいショートプログラムの一部であることを望んでいるが、しかし、どうやら2人は単に楽しく過ごしているだけのようだ。

ロシアのソフィア・サモドゥロワ選手は、友人らとジョギングしたり、「チクトック」でダンスを撮影したりする時間を見つけている。

フランスの他のフィギュアスケート選手らも「チクトック」でトレンドとなっている。ヴァネッサ・ジェームス選手は、選手たちがメイク用ブラシを使って「登場」する動画をケヴィン・エイモズ選手やマエ=ベレニス・メイテ選手らと一緒に作製した。

フィギュア選手の中で早くから「チクトック」を使用しているロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手は、ロシアの第1チャンネルの動画でファンたちに呼びかけた。

メドベージェワ選手は、「みなさん、私たちみんなにとってこの不安な時期にあることが、私たちみんなに大きな困難をもたらしています。しかし、ポジティブで居続けましょう、そしてこの状況の中で積極的な何かを見つけ出しましょう。 今は、言葉を学び直すこと、映画を観ること、本を読み、そして趣味に没頭するそんな時間です」と語った。

日本の樋口新葉選手はいつもと違った新しい趣味を発見した。彼女はオカリナという楽器の演奏を学んだ。


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