世界の石油需要、1995年の水準まで落ち込み

2020年4月の世界の石油需要は昨年同月に比べ1日当たり2900万バレル減少し、1995年以来の水準に戻ろうとしている。4月15日に発表された国際エネルギー機関(IEA)のマンスリーレポートで明らかになった。
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IEAレポートの発表後、ブレント原油先物6月限の価格は下落を強め、4%安の1バレル28.4ドルまで値を下げた。

コロナウイルス感染拡大による前例のない需要減、また主要産油国によるここ数カ月の増産を受けて、世界石油市場では過剰供給となり、1日当たり2000万バレルを超えていた。同レポートによると、余剰分はストックとして低価格で取引され、各地の石油貯蔵能力は限界にきているという。

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