リメイク版の監督は、映画『ブレードランナー2049』、『メッセージ』でお馴染みのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。この作品は、未来のとある惑星を舞台にした若い貴族の物語で、この貴族の家族は、宇宙で最も貴重なスパイスが採掘されている惑星を治めていた。
リメイク版の主役を演じるのは、ティモシー・シャラメさん(24)。第90回アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされ、俳優として素晴らしい未来が約束されている。シャラメさんは、映画『君の名前で僕を読んで』、『キング』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などの出演で知られている。
『デューン』の撮影が行われたのは、ヨルダンとアラブ首長国連邦。シャラメさんによると、撮影中に気温が約48度に達することもあった。また、撮影で役者らは薄いゴム製の衣装を着ていたため、大変な思いをしたという。
同作品に出演するのはシャラメさんのほか、オスカー・アイザックさん(『スター・ウォーズ』の続編『フォースへの覚醒』と『スカイウォーカーの夜明け』、『エクス・マキナ』に出演)、ジェイソン・モモアさん(『ゲーム・オブ・スローンズ』、『アクアマン』)、ゼンデイアさん(『ユーフォリア』)、レベッカ・ファーガソンさん、ジョシュ・ブローリンさん、ハビエル・バルデムさん、シャロン・ダンカン・ブルースターさんら。
ちなみに、1984年版で主役を演じたのは、カイル・マクラクランさん(大人気シリーズ『ツイン・ピークス』に出演)、スティングさん、パトリック・スチェワートさん。しかし同作品は原作と大きく異なる内容だったため、評価は割れている。
リメイク版『デューン』のプレミア上映は、2020年末を予定。