新型コロナウイルス

ドイツ 全国規模のロックダウンを緩和へ メルケル首相

メルケル独首相は4月15日、国民に向けた演説で新型コロナウイルスのパンデミックによって全ドイツに発令されている自主隔離を段階的に緩和することを明らかにした。学校は5月から授業を再開し、店舗も一部は今月20日にも営業を再開する。DWが報じた。
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ドイツは全国レベルのロックダウン(都市封鎖)の緩和を開始する。ただし一度に全部の規制が緩和されるわけではない。メルケル首相は緩和の手順について国民向けの演説で詳細を説明した。

新型コロナウイルス パンデミックから100日が経過
4月20日、いくつかの店舗は特別の条件下で営業が許される。

5月4日、学校が授業を再開する。5月初めに美容院の営業が再開される。

ただしフェスティバルなど集客イベントは8月末まで禁止。宗教関係の事務所は現段階では無期限で閉鎖される。

メルケル首相は、政府は2週間ごとに感染状況を観察し、行動を見直していくことを明らかにした。

買い物や公共交通手段を利用する際のマスク着用は、ソーシャルディスタンスの維持の勧告と同様、依然として続けられる。

メルケル首相は慎重に言葉を選びながらも、ドイツの保健システムはこの状況にうまく対応できたと評し、システムは危機に瀕していないと指摘した。

現在、ドイツの感染者数は13万3000人以上。3500人以上が死亡している。

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