新型コロナウイルス

仏空母「シャルル・ド・ゴール」、隔離措置が行われた2隻目の空母に

フランスの空母「シャルル・ド・ゴール」とその艦隊の乗組員ら668人が、新型コロナウイルスに感染していることがわかった。なお検査の30%の結果がまだ出ておらず、感染者はさらに増える可能性がある。
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仏France Bleuがフランス国防省を引用して伝えたところによると、空母「シャルル・ド・ゴール」と駆逐艦「シュヴァリエ・ポール」の乗組員668人が、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された。

31人が仏トゥーロンの病院に入院し、うち1人が集中治療室に入っている。他の乗組員は隔離されている。

「シャルル・ド・ゴール」は、船内で感染者が出たため、12日にトゥーロンに帰港した。

司令部によると、3月中旬に西部ブレストに寄港した際にウイルスが船内に入り込んだ可能性がある。

仏空母「シャルル・ド・ゴール」、隔離措置が行われた2隻目の空母に

新型コロナの集団感染が起きた2隻目の空母

「シャルル・ド・ゴール」は、集団感染によって隔離措置が行われた2隻目の空母。先に、米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」でも新型コロナウイルスの集団感染が発生した。空母には約5000人の乗組員が搭乗していた。「セオドア・ルーズベルト」の艦長が軍の上層部に宛てて送った書簡がメディアで報道されたことをめぐるスキャンダルにより、艦長は解任され、米海軍長官代行は辞任した。


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