ヴェロネジさんは慌てることなく、それをボードに書き、通りに見えるように窓に立てかけた。その姿を親類が写真に収め、ネットに投稿したところ、数万回リツイートされ、飲料メーカーの目に留まることになった。
飲料メーカーは、この困難な時代に多くの人を癒したヴェロネジさんとコンタクトを取ったが、それだけでは終わらなかった。そのメーカーのビール銘柄を根強く愛好する彼女の気持ちに感謝を示すことにした。そうしてヴェロネジさんのもとにビール150缶が届けられた。喜んだ彼女は玄関で早速1缶の蓋を開けたという。
メーカー側は、この150缶が終わったら次を届けると約束している。