新型コロナウイルス

新型コロナ 欧州では感染者の増加率が減少傾向に

新型コロナウイルスによる感染者は世界で230万人を超えたものの、イタリアやトルコでは感染拡大の収束を示す傾向がより顕著になっている。米ジョンズ・ホプキンズ大学の最新集計データで明らかになった。
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ジョンズ・ホプキンズ大学の最新発表によれば、世界では現時点で231万572人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち15万8691人の死亡が確認されている。

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イタリアで発生した感染爆発は収束に向かっている。イタリア市民保護局によれば、新たに死亡が確認された人の数は482人で、パンデミック宣言以来、その数は2番目に少ない(最低記録は4月12日の431人)。イタリアの感染者は17万5925人で、そのうち2万3227人が死亡。

フランスとトルコでも感染拡大は収束へ向かっている。

フランス保健省のジェローム・サロモン保健総局長によれば、入院患者数は減少傾向にある。病院には3万639人(前日比で551人減)が入院しており、そのうち5833人が集中治療室で処置を受けている。感染者数は11万1821人(前日比で2569人増)、死者は1万9323人(672人増)、完治して退院した人の数は3万5983人(1563人増)。

トルコのファフレッティン・コジャ保健相によれば、国内における死者は121人増え、1890人に達したものの、感染者の増加数は3783人にとどまり、4月7日以来、増加数は最低を記録した。トルコの感染者は8万2329人に達し、完治して退院した人の数は現時点で1万453人と報告されている。

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