ヴォイテフ保健相は従来のように無制限の海外渡航は夏の間も不可能としつつ、感染のリスクが少ない国であれば渡航を許可する意向を示した。そのうえで、国民の海外渡航について周辺国のスロバキアやクロアチアと協議を進めていることを明らかにした。
ただし、感染拡大の第2波、第3波があり得るとして、夏の間の海外渡航については5月末に判断を下したいとしている。渡航前に感染の検査を受けることや、帰国後に自主隔離を徹底することが渡航の条件に指定される見通し。
チェコ保健省によれば、国内の感染者数は6606人、死者は181人、完治して退院した人の数は1227人。
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