7年前に森林火災で行方不明の羊、牧場主のもとに戻る

7年前に森林火災で行方不明の羊、牧場主のもとに戻る 豪タスマニア州ダナリー村の牧場主が先週、2013年に行方不明となった羊を無傷の状態で無事に発見した。オーストラリア放送協会が報じた。
この記事をSputnikで読む

牧畜を営むアリス・グレイさんは4月に息子の誕生日を祝っていたところ、7年前の恐ろしい山火事で行方不明となった羊の「プリクルス」を発見した。アリスさんと家族は息子の6歳の誕生日に牧場でバーベキューをしていた。アリスさんは牧場の反対側に突然、大きく白い、フワフワしたものを見つけた。これが失踪したプリクルスだった。逃げようとするプリクルスをアリスさんの夫が捕まえた。

​アリスさんは、ケアをされていなかったプリクルスは巨大な毛玉と化していたこと、ただプリクルスの優しい性格は7年の孤独な生活でも変わっておらず、喜んで群れに戻ったと語った。

巨大な毛玉となったプリクルスにはカットが待っている。アリスさんはネットユーザーらに対し、刈った毛の重量を当てるコンテストを呼びかけた。コンテストに参加するには少額の寄付金が必要だ。寄せられた金額はすべて国連難民高等弁務官に寄付されるという。

プリクルスのカットは5月1日に行われる予定。現在の最高記録は41.1キログラムで、これを超えるかどうか注目が集まっている。

関連ニュース

コメント