新型コロナウイルス

タイ 滞在中の外国人に短期ビザの自動延長を許可へ 感染拡大防止策

タイ外務省はウイルス感染拡大の状況を受けて、滞在中の外国人に対し、必要書類の申請を行わなくても、短期ビザの自動延長を承認した。
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4月21日、すでに入国している外国人に対し、移民センターに申請を行うことなく、短期ビザの延長を3か月ないしそれ以上許可することが決められた。この措置はセンターに行列を組むことでコロナウイルスの拡散を防ぐ目的でとられる。

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タイ政府のナルモン・ピニオシンワット報道官は、3月26日以降、ビザの滞在許可の期限が切れる外国人に対し、7月31日までの期間、延長申請を行わずに滞在できることを明らかにした。

タイは3月末から外交官、労働許可証取得者を除く外国人の入国を禁じている。この措置はコロナウイルスの感染拡大を抑制するために採られたもの。

これより前、タイのトンサイ湾の洞窟ではテント生活をしているロシア人夫婦が発見されている。ふたりはホテル暮らしをしていたものの、ホテルがコロナウイルスのために営業停止となり、路頭に迷い、テント暮らしを余儀なくされていた。

タイでは今までに2811人の感染が確認されている。これにより48人が死亡した。

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