米国への移住制限は2か月間　国内労働者の保護が目的＝トランプ大統領

トランプ大統領は21日の記者会見で米国への移住を2か月間にわたって制限することを明らかにした。トランプ大統領によれば、2か月後の経済状況に応じて移住規制の廃止・延長について再び検討が行われる。

この規制は米国の永住権として知られるグリーンカードの新規取得者に対して実施される。規制を導入する理由として、新型コロナウイルスのパンデミックにより仕事を失った米国人を保護するため、と大統領は説明している。記者会見でトランプ大統領は、「何よりもまず米国人労働者を保護すべきだ」と強調した。

ニューヨークタイムズ紙によれば、この規制により数万人がグリーンカードを受給できなくなる見通し。

先にトランプ大統領は自身のツイッターで、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米国への移住を一時的に停止すると発表していた。

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