新型コロナウイルス

ロシアの感染拡大ピークはこれから=WHOロシア担当

世界保健機関(WHO)のメリタ・ブイノビチ・ロシア担当はラジオ番組「モスクワのエコー」に出演し、ロシアにおける新型コロナウイルスの感染拡大はまだピークに達していないとの考えを示した。
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WHOのブイノビチ・ロシア担当によれば、拡大は勢いを失いつつあるものの、24時間あたりの感染者数は依然として増加傾向にある。

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国際的ガイドダインに則った対策は取られているにもかかわらず、地域の特徴や住民の振る舞いによって拡大の仕方は変化するとし、ロシアでは現時点で感染拡大が進行しているとの認識を示した。ただし、病床数が不足し、重症患者が治療を受けられないといった医療崩壊の状況にはないとしている。

また、新型コロナウイルスによる死亡率の点でロシアは世界最低レベルにあるが、ブイノビチ・ロシア担当は、基礎疾患により死亡した感染者も同様に新型コロナウイルスによる死者として扱っているとした。

現在、ロシアの感染者数は5万2000人を超え、そのうち456人の死亡が確認されている。24時間の間に死亡が確認された人の数は51人で記録的な数値となった。

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